コロナ罹患後のワクチン接種って必要?いつ打てばいい?①
スタッフブログとして、はじめての投稿となります。よろしくお願いします。
さて、ようやく第5波が落ち着いてきました。
発熱外来の患者さんは減ってきましたが、後遺症外来に来られる方が増えております。
当院の後遺症外来に受診される方から、
「かかっちゃったんですけど、ワクチンって打った方がいいですか?」
「打つならいつ打てばいいですか?」
といったご質問をいただきます。
色々な意見があり、難しいところですが、一つ目の質問は、ある程度、世界中で意見がまとまっています。
罹患後は、免疫がつきますので、すぐには再びコロナにはかかりにくくなります。(まぁ、ほぼかからないといってもいいでしょう。)
しかし、私たちがよく忘れるように、私たちの免疫も忘れていくのです。いわゆる抗体価が下がるというやつです。
罹患後にワクチンをうつとブーストがかかり、再度、抗体価があがり、罹患しにくくなります。
今、世の中では3回目のコロナワクチンが必要かと言う議論がされ、実際に3回目の接種をすすめている、イスラエルような国もあります。
罹患後のワクチンはこれに似ております。
現在、世界的なコンセンサスとして、罹患後はワクチンを打った方がいいとされています。
これが、一つ目の疑問、「コロナ罹患後にワクチンは打った方がいい?」の答えになります。
さて、「打つなら、いつがいいの?」と言うご質問には、次のブログでお答えしていきたいと思います。